セルフケアとは自分が自分の心の健康に気を配れるようになること。
①問題に気づく
②問題に対処する
③不調を和らげる
①問題に気づく
いつもと違う症状はありませんか?ストレス要因のサインには以下のようなものがあります。自分に起こっている不調に気づくことが大切です。
ストレス要因のサイン
・こころの面:悲しみ、憂うつ感、不安感やイライラ感、緊張感、無気力感
・からだの面:食欲低下、体重減少、寝つきが悪い、朝早く目が覚める
・行動の面:会話の減少、周囲との交流を避ける、飲酒・喫煙量が増える、不潔、落ち着きがない
②問題に対処する
自分が感じているストレスが軽減するような行動が大切です。
ストレスコーピングの3つの分類
※ストレスコーピングとはストレスに対処する行動のこと
♦︎ストレスそのものに対する働きかけによってストレスをなくす
例:仕事の質・量が多い
→業務量を調整する
♦︎ストレスに対して自分自身ならびに周囲の人の協力を得て解決する
例:周囲の人に相談する、アドバイスを得ることで問題改善へ向かっていく
♦︎ストレスによって発生した自分の不安感や怒りなどの感情を周囲の人に聴いてもらうことにより発散する
例:傷ついたり悲しんだりした自分の感情を、誰かに聞いてもらうことで表出する。聞いてもらうことで感情の整理や発散をさせる方法
③不調を和らげる
不調を和らげるため、自分の趣味の時間や、リラックスできる時間を大切にしましょう。規則正しい生活も大切です。
・ストレスへの対処:リラクゼーション、音楽を聴く、友人との交流、買い物をする
・適切な食事:野菜を多くとる、脂肪・塩分を控える
・適度な運動:ウォーキング、ジョギング、ストレッチ
・適度な睡眠:夜更かししない、短時間の昼寝 など