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かけ持ち産業医むけに「OHMEチャート」β版提供開始!

 


 株式会社セイルズは、2017年よりセイルズ産業医事務所を運営してきており、特に50人未満の産業医選任義務のない小規模事業所むけに「社外健康管理室 こころめいと」を全国に展開し合わせて5000人以上の働く人の健康管理を行っている。


 社外健康管理室こころめいとは、提携先の内科開業医の産業医(いわゆる自身のクリニックとの”かけ持ち産業医”)が展開しており、掛け持ち産業医1名と保健師3名、3名のアシスタントがメンバーである。この少人数で5000人以上の健康管理を効率的に行うために、自社で健康管理システムを開発してきた。


 2022年3月には、この「こころめいとモデル」を横展開するために、健康管理プラットフォームの名称を「社外健康管理室こころめいと」から従業員のための社外健康管理プラットフォームOutside Health Management for Employee「OHME」に変更した。そして、企業・従業員が利用する「OHMEクラウド」を6月にリリースし、産業保健専門家が利用する「OHMEチャート」を来春正式リリースする予定で、先立って11月にβ版をリリースした。



「OHMEチャート」の由来

 医師や看護師が記録する「カルテ」から「OHMEカルテ」としたほうがわかりやすいと考えましたが、これは、産業医や保健師と企業


、その従業員とつながるものになり、かけ持ち産業医だけが利用して完成するものではないので、「電子カルテ」と混同しないために別の名称にすることが必要で、カルテの意味ももつ「チャート」としました。

チャートは「海図」などの意味もあるためセイルズが提供するサービスとしても整合性があり、産業保健の専門家にとってのカルテ=チャートとなることを期待しています。


かけ持ち産業医の抱える課題


「かけ持ち産業医(保健師)」には大きくわけて3つの”かけ持ち”があると思います。

かけ持ちの種類に限らず共通の課題も多いですが順に説明していきます


かけ持ち1:自院との掛け持ち産業医(保健師)の課題

かけ持ち2:産業医(保健師)として複数の企


業を掛け持ちする場合の課題

かけ持ち3:家庭と産業医(保健師)を掛け持ちする場合の課題


 

かけ持ち1:自院とのかけ持ち


産業医の活動は基本的に月に1回。従業員の健康管理を積極的に行うことはとても困難。


働き方改革などの煽りもあり、「産業医」はにわかに流行状態にあります。マスコミなどで大きく取り上げられているのは、ストレスチェックなどメンタルヘルス関連のことばかり。メンタルヘルス対応は、時間や相談者の背景などの考慮が必要なため状態把握の段階で時間がかかり、月に1回の訪問だけでは対応が困難になります。また掛け持ち産業医の多くは「内科」が専門であることが多く、メンタルヘルスの文脈では頼られない状況となり、企業側も「精神科」産業医を求めるメンタルヘルス優先状態になっています。精神科産業医も当然必要ですが、健康診断の結果からの就業判定はやはり「内科」が専門であることに意味はあるのですが、精神科も対応できる産業医に軍配があがり、契約変更なども多くなっていると聞きます。

産業医も病院や地域医療のように内科も精神科も連携できることが理想だと思いますが、企業側に何人も顧問料を支払う体力はないために困難となっています。

OHMEチャートは、保健師による健康相談窓口がセットになっているので、産業医活動の総合的なサポートが可能になります。


産業医活動を記録する


媒体がない


産業医として活動した場合、現状は自身の手帳やノートに記録している、または全く記録していないなどがほとんどでしょう。最近では健康管理もDXがすすみ、各社「健康管理クラウド」を利用し、産業医としてのアカウントを発行されそのシステムの中で記録している場合もあるでしょう。

しかし、万一その企業との契約が切れた場合のことを考えると、産業医としての活動記録はその産業医の「個人情報」となるのですが、契約が解消された後もそのシステムにログインできることはなく、自分で管理することは困難となります。

OHMEチャートは、産業医自身が管理するクラウドですので、企業側にアカウントを発行してログインしてもらう形なので、産業医の個人情報として契約解消後も当然管理が可能となります。今後産業医の活動機会が増えると同時に、裁判等の訴訟リスクも増大するので当然自身で管理することが求められます。

また健康管理DXは黎明期で、機能があふれています。エビデンスのないものにお付き合いするのも興味はそそられますが、大変なことです。OHMEチャートは必要な機能のみとなっています。





かけ持ち2:複数の企業をかけ持ち


産業医を引き受けると、経営者の知人の産業医の依頼をうけることもあります。

また産業医紹介センターなどに登録し、複数の企業の産業医を行っている方もいると思います。


複数の企業の場合も、導入しているシステムが同一であっても、企業に依存しているシステムであるため、セキュリティ上、企業IDを入力し、ログインする必要がそれぞれであります。

OHMEクラウドでは、複数事業所管理が基本であるので、複数の企業を掛け持つ場合も対応可能で、専門家ユーザーが増えるほどユーザー同士でコンサルトが可能になり産業保健の質の向上にもつながります。




かけ持ち3:家庭とのかけ持ち


働き方改革などで、ようやく医師や看護師の働き方も改善が必要ということで様々な取り組みが始まりました。



家庭との両立が可能なようにクラウドサービスで業務管理が可能で、所属する医療機関がない場合も安心して産業医活動が行えるようにすることが必要です。

OHMEチャートは、産業医をサポートするシステムですので、臨時での代行対応なども可能となっています。


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