労働衛生の5管理(作業環境管理、作業管理、労働衛生教育、総括管理)

作業環境管理(場をみる)

作業環境中にある有害因子の状態を把握して、できる限り安全な状態で管理していく

有害な要素の状態の把握には作業環境測定が行われます。使用設備の整備や修繕が該当します。

ポイント

・作業環境は快適か:温度、湿度、騒音、照度、粉じんなど

・化学物質の状況は:密閉化、排気装置、表示、使用量など

・快適に作業できる環境か:5S、休憩室、トイレなど

作業管理(動きをみる)

業務の動きを通してどんなリスクがあるのか

リスクを考えた上で、作業負担を軽減させたり、作業場を汚染させないような作業方法を決め、しっかりとその方法が実行されているか管理します。

ポイント

・作業方法は適切か:作業姿勢、重量物取扱い、作業時間など

・化学物質の取扱は:労働衛生保護具の選定、管理・使用状況など

・過重労働、ストレス対策:休憩、労働時間、年齢、メンタルヘルスケアなど

事業者は、労働者に快適に働いてもらうための環境を整えるよう努めなければいけません。

これらの具体的な内容は厚生労働省が公表する「事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針」にならい、疲労やストレスが生じにくい職場環境の整備が必要です。

労働衛生教育

労働者や労働衛生業務に従事する者に対し、労働衛生に関する教育を実施することで、健康に関する様々な問題の発生予防・改善を図ること。

労働衛生教育の例

・労働者への教育:保護具の使い方など

・労働衛生業務従事者への教育:メンタルヘルスケア、メンタル不調をきたした労働者への対応など

総括管理

・健康管理、作業環境管理、作業管理、労働衛生教育の実施体制を構築・管理すること

・安全衛生管理体制の構築(各担当者の選任、衛生委員会の運営、職場巡視の実施)、労働衛生に関する目標・計画の策定、実施状況の把握・評価、実施体制・実施内容の見直しなどを実施する。

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